液晶モニター付き充電器 BCG-34HRME4

前から気になっていたソニー液晶モニター付き充電器を買ってみた。期間限定で1000円引き、等というのは衝動買いをそそのかす原因である。


この充電器、機能的には至って普通のニッケル水素充電池用の充電器。いままでは三洋のNC-MR58という放電機能付きのものを愛用していたのだが、液晶付きだと一本ずつ充放電を管理しているのがよくわかると聞いて気にはなっていたのだ。が、手持ちの充電器で用は足りているので不満はないし、しかもこのソニーのものはニッケル水素充電池専用(ニッカドには非対応)なのでどうやら決め手に欠けてに欠けていたのだ。が、安かったら買うしかない。で買っちゃったと。


結論から言うと、「液晶がついて、充放電状態がよくわかる」だけ!と言ってしまえばそれまでなのだが、ものとしてはそれ以上でも以下でもない。ただ、モニターがついたことによって、電池をセットしたときに残容量が表示されるので、「この電池はバランスが悪く、片方だけが過放電気味だな」なんてことがわかったり(読み取れたり)する。容量の違う充電池をセットしたときでも、それぞれの充電状態がわかったりして、なにげに楽しいのだ。


充電池はeneloopなどが出てくるように、常々進化しているのだが、充電器に関しては高級品と低価格帯それぞれで飽和しているように感じていた。手持ちのNC-MR58ですべて用が足りてしまうので、新たに物色することもなかったのだが、さすがソニーらしいというか、目の付け所が違ったりする。必要な機能ではないのだが、上記の通りあるとちょっと嬉し楽しい機能なのだ。


充電池ついでに余談を一つ。一般的な国産メーカのニッケル水素充電池とその充電器は、ほとんどが三洋電機OEMである。充電池の負極の部分を見てほしい。「HR」という記号が入っているものがあるだろう。これは三洋のOEMなのだ(※注意:どこにも保証はありません。何かを試すときは自己責任でどうぞ。筆者は責任をとりません)。確認している限りでは、ソニー富士フイルム、マクセルブランドのものは三洋のOEMである。比較的最近登場した三洋のeneloopに関してもOEM関係はあるが、こちらは「HR」印はない。が、筆者の推測ではソニーの「1000回繰り返して使える」緑のパッケージのものも三洋OEMのようである。つまり、これらのものを使っている限り、すべて三洋の充電器で問題ないわけで、またソニーの充電器で充電しても同様なのである。


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