SHARP CS-2135L

注文していた電卓が届いた。シャープのコンペット(ELSI MATEブランドではなくコンペット)シリーズの一つ。興味のある人はwebを見てもらうとわかるのだが、キーがちゃんとしたキーなのである。3mm位のキーストロークがあり、売っていて非常にうちやすい。というか気持ちいい。PCのキーボードに近い感じのタッチなのである。


定価は1万円超にもかかわらず、実売価格は4千円台という非常にお買い得(?)な価格設定で、机の上に置いてガシガシと打つには最適な電卓である。


普段持ち歩いている電卓は関数電卓なので、たいていの計算(別に複雑な技術計算だけでなく、見積書の金額を計算したりもする)は関数電卓ですませてしまうのだが、考え事をしながらいろいろ計算するような時は関数電卓もエクセルもダメで、やっぱり普通の電卓が欲しくなるのである。基本的にこの手の電卓はキーを見ないでたたくので、タッチタイピングに向いているかという基準で選ぶ。理想はキーボードのテンキーなのだが、そんなものはないわけで多くの電卓は平べったいボタンが並んでいるだけである。そんな中、たまたまカタログを眺めている時に見つけたのがこの電卓だ。カタログ写真でもわかるくらい、キーがしっかり作られていて、見るからにストロークが深そうなのである。店頭でさわってみたいところだが、何件か見て回っても置いているところはない。そもそもシャープの電卓を揃えている店自体、最近では少ない。じゃぁ注文してみるか、ということになったのである。


キーレイアウトについては人それぞれ好みがあるだろうが、2135は基本的には私の好みである。左下のクリアキーとクリアエントリーが逆の方がいいのだが、さすがにそこまでバリエーションがないので慣れるしかない。ストロークが深いことは先にも書いたが、なんとステップスカルプチャなのだ(全てのキーがスカルプチャではない)。とはいっても顕著なのは+と×が傾いている程度ではあるが、それにしたってスカルプチャなキーの電卓というのは始めてである。すんなりと手に馴染むキーの大きさ、キーピッチで、デスクに転がしておくには最適な1台になりそうだ。