物欲全開!?

しばらくの間、ポータブルオーディオから興味が遠ざかっていた。実際、少し前にも書いたとおり、買って一ヶ月で傷だらけになったiPod nanoは埃をかぶっていたかと思うと行方不明。それも、Podcastingを枕元で聞くための機械になっていたり。せいぜい、旅行の時に何かしら持って行った程度だった。


それが、ここに来て急に熱が復活してきた。数日前にMZ-RH1(以下、RH1)を見かけ、

http://www.sony.jp/topics/walkman/himd_dev_interview/index.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/29128.html

この辺りを読んでから。


現に今、MZ-RH10を持っている。非圧縮での生録も手軽に出来るし、普通に音楽を聴くのにも便利そうで買った物。これはこれで気に入っているのだが、RH1をさわるとその軽さに驚いて、急激に物欲が沸々とわき上がってきたというわけ。というのも、先月友人にCDを教えてもらい、それを聴いてから通勤電車の中で音楽を聴くようになったのである。


既に録音したディスクもそれなりにある上、ちょうどそのころはメインPCの調子ヶ悪かったこともあって、MDを持ち歩くことにしたのだ。ヶ、いかんせん、重い。カバンや上着のポケットに入れるには全く平気なのだが、そうすると満員電車の中でケーブルに引っかけられるおそれがあって危険。安全策として、Yシャツのポケットにいれているのだが、そうするといささか重い。その直後にRH1の軽さを知ると、コレは惹かれないわけはないでしょう。おまけに小寺さんが高音質と言っているのだから、間違いなく音はイイにちがいない。欲しぃ〜と相成ったわけである。


そもそも私のMD歴はかなり浅い。おそらく4年ほどだろうか。何しろ、初めて買ったポータブルMDがMZ-B100ときてるから、その目的はおおよそ見当がつくと思う。DATより手軽に持ち運べて、そこそこ高音質で、デジタルデータのままPCに取り込める(ONKYOのSE-U55X経由で)。それまでMDを持たなかった理由は簡単で、初号機(1992発売のMZ-1)の音質があまりにひどく、「MDは使い物にならない」と判断したからである。それからかなり長い間、このMDという媒体は選択肢になかったのだが、「最近のは聞くに耐える」という話を聞いて、どれ、ひとつためしてみようか、となったのだ。


そんなわけだから、最悪(音楽を聴くのに)使い物にならなかったら、デスクトップでのボイスレコーダにすればいいや、という思いもあってのB100という選択である。幸い、MZ-B100は思いの外私に気に入られ、毎日連れまわされたわけだが。


その後、Hi-MDが出たのを知りつつ、様子をうかがっていると、スタパトロニクスでMZ-RH10が紹介されていた。なかなか良さそうだし、なにしろリアルPCM録音(CD音質の非圧縮生録)が可能で、それをWAVファイルとしてPCに転送できるというのは、生録好きが買うに至るには充分であった。


さて、それで今日はというと、どの程度RH1が品薄なのかを市場調査に出かけてきた。いや、有れば買おうと思って探していたのだが、事実上は「店頭にないことの確認」をしていたわけだ。後で解ったのだが、Sony Styleでも予約が出来ない(つまり、供給状態が未定ということだ)くらいなのだから、おとなしく家でビールでも飲んでればよかったのだが。


ということで、当面はMZ-RH10と過ごす日々である。


SONY製品については型番しか書いてませんが、物がイメージできない方はこちらで見てください。

http://www.jp.sonystyle.com/Walkman/Lineup/pv.html?wm=h_navi


SONY Hi-MD ウォークマン MZ-RH1 S
SONY Hi-MDウォークマン ブラック [MZ-RH10B]
SONY MZ-B100 JEW ポータブルMDレコーダー