Keyboardが欲しい!

CLIEで使えるキーボードを手に入れた。もちろん、中古。Bluetoothキーボードは高いので、なかなか買う勇気がないが、Stowawayキーボードはいろいろ買っている。が、どれも反応速度が今一なのだ。キーボードが打ちやすい分、PCと近い速度で入力できてしまう。そうすると、Palmに表示する速度が遅すぎて、待っているのが疲れてしまう。だから、今まで買ってもあまり使うことはなかった。だが、これで本当の意味で快適に入力できるキーボードを手に入れたわけである。

NX80の場合、無線LANを接続したままでも当然キーボードは使えるわけだから、掲示板に書き込むなんて使い方も悪くないかもしれない。おまけに、ショートカットまでキーボードで入力できるので、これはかなり使い勝手が良さそうだ。

さて、なかなか便利なキーボードなのだが、Stowawayキーボード同様に平らなところでないと使えない。いや、 Stowawayキーボードは開いた状態でロックできるのでまだ何とかできなくもない。だが、このCLIEのコンパクトキーボードは二つ折りの状態から開いたときに自然とキーボードが中央によるような仕組みになっている。なかなか凝った作りなのだが、おかげで曲げようとするとそのままパタンと閉じてしまう。これでは膝の上にのせるとちょうど足の間にストンと落ちて閉まってしまうのだ。畳めるものである以上、仕方のない作りなのだが、外で使うためには平らなところでなくても膝の上で打てるキーボードというのは是非欲しいものである。今まで使った端末の中では、モバイルギア(MC-MK32)が一番打ちやすかった。持ち歩きのサイズを考えると、Sigmarionシリーズが妥当な大きさになってしまうのだろう。

日常的にこのサイズのキーボードが必要というわけではないのだが、旅行中は電車の中で過ごす時間が多いことから(また、ローカル線だとすいていることも多いので)、膝の上に置いて入力するという需要があるのだ。今のところはキーボード付きCLIEがあれば困ることはないような気もしている。また、今までは帰省時などSigmarion2を持参していたが、これもPalmだけですんでしまうようになるかもしれない。なにしろ、Air-H"接続も、無線LANも使えて、キーボードまでついてしまえば、ほとんどすべての用が足りてしまう。そろそろSigmarion2も引退か、と思うが、う〜ん、Sigmarionはそれはそれでネットワークツールもいろいろ動くし、便利なのである。でも最近は研修の時くらいしか持ち歩いていないような気もする。研修や講演の時にいろいろメモをとるにはちょうど使いやすいのだ。最近はActiveSyncでPCと接続することもなく、ダイアルアップはおろか、無線LANカードもささなくなった。ひたすらテキスト入力マシンとして余生を送ることになりそうだ。