拡張バッテリー死す

UX50を快適にいじっていると、それなりにバッテリーも減ってくる。せっかく拡張バッテリーが付いてきたので持ち歩いてみようかと充電し、翌朝UX50にくっつけてみた(だるまスタイルといわれるらしい)。ところが、うんともすんとも反応しない。バッテリーのアイコンをタップしてもなにも表示されないし、供給されている様子もない。はて、どうしたのだろうとテスターをとりだし、端子の電圧を計ってみると、全く電圧がかかってない。うーん、これじゃ機能しないわけだ。とりあえず初期不良保証も3年保証も入っているので買った店に持っていってみよう。

ということで、Sofmapに持っていってみた。症状を説明し、初期不良も延長保証も入っている旨を伝えると、店員さんはすぐに調べてくれた。だが、ここで困った問題が発生した。この拡張バッテリー、本体と一緒になって売られていたものである。そうすると、初期不良対応だと返金となり、その場合は拡張バッテリーを含めた一式での扱いになるのだという。それは困る。せっかく手に入れたUX50を手放すわけにはいかない。それも本体が壊れたわけではないのである。何とかバッテリーだけ直す方法がないか聞いてみると、修理受付の店舗があるのでそこへ行くことを勧められた。幸い、1号店は遅く迄あいているので、その足で寄ってみた。

修理の場合、保証はいっさい関係なくなるので(延長保証は本体のみの扱いなので、付属品は対象にならない)結構かかってしまうらしい。数千円で済むかもしれないし、数万円かかるかもしれないという。んー、普通に中古で買ってもそこまでしないだろうし、もしかしたら修理部品扱いで取り寄せられるかもしれない。修理に出すのは面倒なのでやめにして、一丁ばらしてみるとするか。トルクスの6番なら確かあったはず。バラしてみて直りそうになければまた中古で探せばいいや。

と思い立ったが吉日、早速仕事帰りに毎度おなじみSofmapへ。んー、さすがにそう都合よくはない。TH55のセレブレッドがちょっと安くなっているのの気をとられつつ、キーボードもなくてGraffiti2だなんて使いにくすぎると自分に言い聞かせ、なじみの店員さんに声をかけてみる。UX50の拡張バッテリーは、少し前はちらほら出ていたそうだ。だが、皆軒並み買い換えが済んで最近はあまり見かけないらしい。まぁそれでも、本体は時々入ってくるそうなので、出くわすのを待つしかないかな、これは。


ところでUX50だが、電車の中で親指うちをしていると、突然画面が消えてしまう。電源ランプは点灯しているので電源が切れたわけではない。よくみると、本体をつかんでいる左手の人差し指で、無意識にHOLDをかけていたのである。最初はゆっくりと書いていても、興が乗ってくるとどんどん打つ速度は速くなる。そのときに本体を左右に振るためHOLDに指が当たっているようだ。電源とHOLDが一緒になったスイッチはHOLDを解除するときには便利だが、思わずHOLDされるという副作用を持っていたのだ。こんな症状は私だけだろうか。