通勤電車

今月に入って勤務先のビルが変わった。しかも始業時間も10分早くなった。ま、しょうがないので今のところ律儀に通っているが、よいこともある。ちなみに朝は10分や20分早くなったところで座れるものでもない。6時前に駅についていないと確実に座れる電車には乗れないのである。

で、良いことだが、まず定期券の区間が延びた。いつも出かけるところを完全にカバーしているので休日の外出時に電車賃がかからなくなる。しかも、早く仕事が終わったときには徒歩10分で秋葉原。なかなか(個人的には)すばらしい立地なのである。また、東海道線と東京駅で乗り換えるため、朝は寝過ごしがなくなり(いつだったか、千葉の手前まで寝ていたことがあった)、帰りは始発で座って帰れるのである。いいことずくめのようだが、実際は仕事がきついのだけど。

さて、通勤時間が長くなり電車の中で過ごす時間が多くなると、とうぜんPDAをさわっているじかんも長くなる。そんななかで久々にキーザウのキーボードで入力してみた。思っていてよりもかなり早い速度で入力できるのだ。たしかMI-E1を買ったのはすでにPalmに慣れGraffitiにもなじんでいた頃である。その当初は世間(かなりせまい世間だが)でいわれているほど快適とは思わず、キーザウなのにほとんどキーボードは使わなかった。それが今では快適に入力でき、CLIEのキーボードでもこうやってそれなりの長文を書いているのである。

その理由がわかったのだ。電車の中でもたれ掛かってたっているときはgraffiti、座ったときにキーザウのキーボードを使っていたのだが、座った状態で親指打ちをしようとすると、隣の人に肘が当たらないように体の前に肘を持っていって入力している。この体勢がつらかったのである。壁にもたれ掛かって立っている状態だと自分の両側に肘を出し、胸の前の近い位置で入力することができる。この方が明らかに楽な体勢なのだ。この発見以来、電車の中で立ったまま、ブログのネタを書いている次第である。