SHARBO Xをスタイラスにする

発売直後から使っているSHARBO Xだが、ふと思い立ってスタイラスに出来ないかとやってみたらうまくいったというお話。


クロスバーやミニバーという、ボールペンの代え芯代わりに差し替えて、好きなボールペンをスタイラスに出来る物がある。先日モバイルプラザに寄った際、ミニバーを買ってきたので、これをSHARBO Xにつけられないかと試してみた。シャープペンシルとボールペン、2つの芯が使える複合筆記具では、ボールペン代わりにミニバーを入れると紙に書く筆記具としてはシャープペンシルだけになってしまう。ロットリングステッドラーからは3〜4種類の芯が使える複合筆記具に、スタイラス芯をセットした物も出ているが、なかなか気に入った物がなかったり、高かったりする。SHARBO Xはシャープペンシルと2種類の油性/ゲルインクボールペンが使える上、安い物なら3千円ちょっとで買うことが出来る。実際はどのボディと芯を選ぶかによって値段は変わるが、シャープペンシルとボールペンとスタイラスを1本の筆記具にまとめることが出来るのだ。


筆者はSHARBO Xに、0.7mmシャープペンシル、青のゲルインクボールペン、黒の油性ボールペンを入れていたが、このうちもっとも使用頻度の低い黒ボールペンをはずして、ミニバーを装着してみた。ミニバーはSHARBO Xのボールペンリフィルとも全く同じ大きさで、ぐらつくこともなく快適に使えている。このミニバー、モバイルプラザのほか信頼文具補でもオンラインで購入することが出来る。


昔使っていたPDAは、どれもそこそこの大きさがあったことから、適度な長さのスタイラスが付属していた。ある時期から全体的にスタイラスが細く、短くなり、一部は伸縮式になったが、のばす手間を考えるとあまり便利とは思えず、このころから専用のスタイラスを別に持ち歩くようになった。タップするだけであれば、多少使いにくくても我慢できるのだが、Palmやザウルスのように手書き入力をしばしば使う場合にはやはり使い勝手のよいスタイラスを用意することが、PDAそのものの使い勝手も向上させるように思う。