手帳いろいろ

昔は時間の決まった予定が少なかったので、見開き1週間で左側に月〜木、右側に金〜日とメモ欄という手帳を使っていた。いわゆるToDoのレフィルは長期的なToDoだけを書いていたので、たいていのことは「今度の週末にやろう」とか「水曜に出かけた時に寄ろう」とその場で予定が決まる(もちろん、変更することもある)。そうすると、その日の欄に自由に書き込める、日付だけが入ったものが使いやすかった。具体的にいえば、JMAMの週間ダイアリー8のバイブルサイズである。

その後、会社に入って、いわゆる能率手帳(もちろん貰い物だけど)を使ってみたが、どうもしっくりこない。左側が8時から19時くらいまでの時間メモリで、縦に1週間が並び、右側のページはメモ欄。時間メモリが中途半端な上に、1日分の縦のスペースが狭かった(縦に項目を並べるので)。

そこで一旦バインダに戻り、でもポケットに入れて持ち歩きたいということでmini5穴を選択。レフィルはバイブルサイズの時と同じタイプである。と同時に、試験的に導入したのが伊東屋の24時間手帳。1週間が横に並び、0,時から24時までのメモリが縦に付いているバーティカルタイプ。このころから毎年新しいタイプの手帳を併用しつつ試していたような。で、24時間手帳は当たりだった。年間スケジュールという名の見開き1ヶ月の細いカレンダー(ほとんど書けなくて使い物にならない)が付いている能率手帳と違い、カレンダータイプの見開き1ヶ月というのが見通し安くてよかった。その上、見開き1週間のページには名前の通り24時間のメモリが振ってあるので、夜間作業の予定だって書き込める。PDAを併用していることもあって、バーティカルタイプというのがしっくりきたというのも有るだろう。それ以来、24時間手帳はメインの手帳となった。

去年のお試しはRidoのミニプランナー。蛇腹式になっていて、片面が半年分。1日のスペースは横に長細い。薄いビニールの表紙や皮の表紙もあるにはあるけれど、中身だけ買うと500円もしなかった。面白そうなので試しに買っただけだったのだが、コレが意外と使えるのだ。日々の細かい予定は24時間手帳に任せておいて、長期的な見通しを立てる時に便利。「この辺りで休暇を取って旅行しよう」などと考えてメモしておくのにぴったり。ペンシルで書いておけば変更も簡単だし、プライベートな予定を練るのにもってこいなのだ。もともと手帳では、仕事用とプライベートという分け方はあまりしないのだが(身体は1つしかないのだから)、1つのテーマで使うのが向いているかも知れない。それこそ、数ヶ月にわたる仕事のプロジェクトでは、必要なところをコピーして、蛍光ペンで塗りつぶしたり、ということだってできる。なにしろ薄いので、他の手帳にはさんで併用するのがよさげな1冊である。このミニプランナーも定番化したものの1つだ。

ここ数年人気があるのはクオバディス。もちろん、店頭で見てはいるのだが、どうも肌に合わないのだ。デスクダイアリーとして使うにはメモらんが少なすぎる。大判の見開き1週間で、左側に1週間の欄と右側がまるまるメモになっているモノの方が使いやすい。これくらい大きいと、縦に1週間が並んでいても書きにくくならない。毎年某社のものが会社に置いてあるので、コレを使うことにしている。ただ、B5サイズの分厚い手帳を毎日持ち歩く気にはならないので、あくまで会社のデスク専用なのだ。

クオバディスは、家で仕事をしている人のように、仕事とプライベートが隣接している人には良いのだろう。全てを1冊にまとめることが出来る。でも仕事で使うには上着のポケットに入らないと嫌だし、かといって小さいクオバディスはなんかいまいちで、結局1度も買ったことがない。雰囲気はすごく好きなのでいつも見ているんだけどね。

ちなみに、今年のお試し手帳はレッツの薄い手帳。詳細はまた今度にでも。